呼吸の仕方 水泳ベストタイム更新プログラム 藤森善弘 2軸4泳法 コツ 練習

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2軸泳法の呼吸の仕方

クロールで泳ぐ時に呼吸はどのように行っていますか?
水泳は水中で息が出来ないので、呼吸動作が必要になり初心者が最初につまずくところでもあります。
もちろん上級者になっても重要は技術です。

 

 

この呼吸の仕方ひとつで速く泳げるようになったりラクに泳げるようになったりもするので、極力無駄を省いて、小さく素早く行って水の抵抗を少なくすることが大切になります。

 

 

それには、頭はあまり動かさずに泳ぐのが一番ですが、息を吸うにはどうしても頭を動かして顔を水面から出さなければいけません。
この動作が抵抗を生み出し、早く泳ぐときに邪魔になってしまのです。

 

 

例えば、クロールでプッシュオフにかけて水を押している最中に顔を上げるようにしてしまうと、推進力のロスになります。
このようになるのは、ローリングすることで腰が早く開いてしまうことで、顔が上を向きやすくなり、呼吸のタイミングが早くなってしまうからです。

 

 

これは従来の一軸クロールに多く見られ、呼吸をする時は、中心軸に手を入水させて膝が曲がって体が落ちた状態になり、水の抵抗も大きくなる上に呼吸もしずらく、水も飲みやすくなります。全体的に呼吸のタイミングが早い傾向にあります。
ストロークの前半部分で動かしたり、エルボーアップからプッシュオフにかけて呼吸をする人が多いように思います。

 

 

水を掻いているときに呼吸動作に入ることは、推進力を損なう原因になります。
一方、2軸では伸ばした手の上に体重を乗せていくようになるので、体が沈みすぎることがなく、水面の浅い位置でラクに呼吸が出来るようになります。
水も飲むこともなく、抵抗も少ないのでスピードが落ちることもなくなってきます。

 

 

そして、呼吸はストロークで腕が体の下側から上側に引き上げた直後のリカバリー動作の前半で行うことです。
このタイミングなら、プッシュオフで水を最後までかけるので推進力のロスに繋がりません。

 

 

そして、素早く呼吸を行い、顔を下に向けましょう。
横に顔が向いているのが長いと軸の切り替えが出来なくなります。顔を上げる角度は、真横よりやや上で、顎を引きすぎないことがポイントです。

 

 

顎を引き過ぎると半身が水に沈んで、ボディーポジションが安定しなくなってしまいます。実際にクロールや背泳ぎで呼吸が下手な人ほど、1軸ぽっく体を巻き込んで行っています。
平泳ぎとバタフライに関してはタイミングが不適切なケースが多く見られます。

 

 

いずれにしても、呼吸動作に入るのは水を押し終えたからで、呼吸を見直すことは泳ぎの改善にも繋がるとても重要なポイントと言えるでしょう。

 

 

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呼吸が苦しいなど、苦手意識を持っている方へ

 

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